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- ブログ2024/8/1 否応なしにマイ・カーを売られた私。。。

亡くなった父の
履いていた革靴が
私の元に帰って来ました。
今から15年ぐらい前に
還暦を祝って
プレゼントしたものです。
手に取って見ると
かかと部分が
全然つぶれていません。
靴ベラをきちんと使って
履いていた様です。
土踏まずに汚れや傷はなく、
階段の上り下り時に気を使って
履いていたのが良く分かります。
一番びっくりしたのは
ひび割れやシミがなく
綺麗に保たれていた事。
上手にメンテナンスがされて
いました。
そういえば
こんな父を如実に表す
嫌〜な”事件”を思い出しました。
パリから帰ると
家の前にあるはずの
”私の車”がありません。
聞いてみると、、、
ガリバーで
5万円???で売ったから
印鑑証明と実印を
用意しておきなさいと。
掃除やメンテナンスを
ろくにしない私に腹を立て、
無断で車を
売り飛ばしてしまってたんです。。。
この靴を磨き眺めながら
思います。
格好良いなど
上っ面だけの好きから、
そのものを深く味わえる様に
なってきました。
磨き込む事の楽しさ、
活かし尽くす事の楽しさが
やっと分かって来た様に思います。
愛情の掛けられた”煌き”あるものに
心惹かれる今日この頃。
あの世で笑ってるんでしょうね。